あまりにもゼルダをやりすぎてしまうので
ハイラルへ行くのは1日に1時間だけと決めた
森の怒り
昨日の続きで空島の祠に挑戦。暗闇の中で全ての装備を剥奪され、半裸でゴーレムと戦うことになったが難なく突破。
その後、ハイラルの大地に降り立ち、まだ見ぬ大妖精との出会いを求めて馬宿巡りを始める。ハイラルの地図を眺めていて、おそらくもう二、三ヶ所訪れていない馬宿があるはずなので、街道沿いにユーグレナを走らせてそれを探すことにする。
タバンタ大橋馬宿から南東へ進んでいくと、見知らぬ祠を発見。ちょっと寄り道するつもりで近づくと、なんとそこは天然のリンゴの木が群生するこの世の楽園であった。
本来なら美しいハイラルの自然を愛で、緑と赤のコントラストに心癒される私だが魔が差して「木に登ってリンゴ取るの面倒だな」と思ってしまい、全ての木を切り払ってしまった。響く乾いた斧の音、地面に転がるリンゴと丸太、獣も鳥も逃げた。木を切り終える頃には夜中になっており、後には無惨な切り株の群れだけが残った。
昔、北極海に生息した巨大なマナティーの仲間であるステラーダイカイギュウは肉や皮、脂肪を求めて乱獲された事で絶滅に追いやられたが、この海獣を狙うハンターたちはステラーダイカイギュウが大きすぎて船で運べないという理由で仕留めた獲物を海上に放置することがよくあったという。死骸が波によって海岸に打ち上げられるのを期待してのことだったが、実際には殺されたカイギュウの実に八割が打ち上げられることなく海の藻屑になった。このカイギュウは冒険者に発見されてから30年足らずで絶滅したという。私はこの話を知った時、人間のあまりの非道さに深い悲しみをおぼえたものだが、ハイラルで私がリンクにさせている行いもそう変わらない。森は怒っている、怒っているぞ。
リンゴは体感100個くらい拾えた。
そんなこんな寄り道もしながら更に南下し、平原はずれの馬宿に出た。これは初めて訪れる場所だったので嬉しい。しかしこの馬宿の付近にいる大妖精は、好きな笛の音色が聴こえないとかで蕾の中に隠れている。明日はこの笛を奏でられる奏者を探してもっと南に行くことになるだろうと思う。
本当は今日のうちに横笛奏者を見つけたかったのだが、道中で不審な女に道案内をされて人気のないところへ連れて行かれたと思ったら、そいつがNINJAに変身して一戦を交えるなどしたために横笛奏者を探し出すことができなかった。無念。
明日こそは大妖精を眠りから覚ますために、横笛の音色を奏でることができるものを見つける。そのためにはもっと南下しなければいけない。
こうやって書いてみると、1時間プレイしているだけなのに結構冒険してて面白い。明日はどこに行こうかな、と考えるのも楽しい。任天堂への感謝の気持ちが湧き上がってくる。こんな素晴らしいゲームを作ってくれて本当にありがとう。